昨日は一日雨だった
午後からは晴れるかと空に敬礼したが
愛想が無い
春を探しに、なんて
どうしたことか、春の始まる一瞬を
見逃したくない
よろよろの山茶花生垣
金柑はだれもとらない
すべて枯れてるか刈り込まれてる
少し球根から頭を出して
誰だろう、やはりチューリップかな
赤いボケが
白い梅が、しおれかけて
しまった早かったと咲いている
隣りの塀沿いに
八重の椿がひとつ
ゴージャスに落ちていたのを盗る
うちの鉢に乗せておく
おや
小さな庭に、なにか緑色、きらきらした緑色が!
そうか、
おだまきだ、この葉の形
くるくると巻かれた濃い緑色
たくさんの露を抱いている
枯れた葉が上から護っていたのだ
曇りだけれども、少し気温が高い
春だ、と思ったらしい
ともかく一番目を見つけた
この種をくれた彼女にメールしよう
きっと喜んでくれる
心臓が重たいなあ
やっと病人の仲間になるのか知らん
心臓がバクバクしてる
心は春を夢見てるのに
後ろから引っ張られてる
午後からは晴れるかと空に敬礼したが
愛想が無い
春を探しに、なんて
どうしたことか、春の始まる一瞬を
見逃したくない
よろよろの山茶花生垣
金柑はだれもとらない
すべて枯れてるか刈り込まれてる
少し球根から頭を出して
誰だろう、やはりチューリップかな
赤いボケが
白い梅が、しおれかけて
しまった早かったと咲いている
隣りの塀沿いに
八重の椿がひとつ
ゴージャスに落ちていたのを盗る
うちの鉢に乗せておく
おや
小さな庭に、なにか緑色、きらきらした緑色が!
そうか、
おだまきだ、この葉の形
くるくると巻かれた濃い緑色
たくさんの露を抱いている
枯れた葉が上から護っていたのだ
曇りだけれども、少し気温が高い
春だ、と思ったらしい
ともかく一番目を見つけた
この種をくれた彼女にメールしよう
きっと喜んでくれる
心臓が重たいなあ
やっと病人の仲間になるのか知らん
心臓がバクバクしてる
心は春を夢見てるのに
後ろから引っ張られてる